道路ストック総点検(舗装)へのMMS利用
2012年笹子トンネル事故を受けて、社会インフラ老朽化の深刻な事態が浮き彫りにまり、第二次安倍内閣補正予算の一部として6300億円が計上されました。
これに伴い、全国の自治体から「道路ストック総点検」業務が発注され、その内の舗装調査では、従来使用されていた路面性状車だけでなく、MMSでも実施可能な仕様となっています。
道路ストック総点検業務でのMMS利活用スキーム
MMSオルソによるひび割れ率算出
1.MMS-オルソジェネレータによる路線オルソの作成
2.WingNeo INFINITYによる集計作業
MMS点群横断プロファイルによるわだち掘れ率算出
線形抽出の為の基礎データ抽出
MMS-TRACERを用いて両外側線をトレース(5mピッチ)→DXF出力
座標をCSV出力し、WingNeo INFINITYに取り込み、要素法で線形作成
横断現況点を出力し、アイサン専用ツールでわだち掘れ率算出
算出したものをCADに表現しました。